最終的に結婚した相手は同級生

私は昔から恋多き女でした。
片想いから両想いから、今までたくさんの男性に恋をしてきたのです。
それぞれ素敵なポイントがあり、世の中には本当にいろんな男性がいます。

一回り以上年上のダンディな経営者や、自己中なイケメン、二つ年下のフリーターなど。
付き合っていく中でいずれ結婚したいとは漠然と思っていたのですが、結局私が結婚した相手は高校の同級生でした。

それまで好きになるタイプの男性って、どこかクセがある人が多かったのですが、それは恋愛ならクリア出来たクセで、結婚となるとそのクセが気になり、結局無理だったんです。
結婚するべき相手ではないと、無意識に分かっていたのかもしれませんね。

旦那さんとは久し振りの再会から話が盛り上がり、わりとすぐ付き合うことになり、結婚までとんとん拍子でした。
同級生ということもあり、今までの恋愛とは違い、背伸びをする必要もなく、自分を良く見せようと無理をすることもなく、ありのままの自然な私でいられました。

同級生なので私のことをよく知っている相手ですからね、そのままでいられたのです。

だからこそ、恋してるときのようなドキドキ感はあまりなくて、落ち着いた平和で平凡な付き合いをしていました。
それを前の私ならつまらないと思っていたかもしれません。
ですが、もういろんなクセのある男性を見てきたからこそ、彼といる平凡な毎日にとても癒されました。

そのとき「結婚」を自然にイメージ出来ましたし、私たちにはプロポーズというものはなく、結婚へと進んでいきました。
お互いの両親に会っていたのもあり、周りが結婚へて導いてくれたのもありますね。

恋をたくさんしてきたからこそ気付けた彼の良さ。
たくさん辛い思いもしてきた今までの恋愛も、無駄ではなかったと思います。

たくさん恋をして、いつか私のように等身大で向き合える相手に巡り合えたときが、ひょっとしたら結婚をするタイミングかもしれませんね。

今は平凡で毎日がとても平和です。
こんな結婚生活が送れてすごく幸せです。

結婚したいと思っていたイメージ通りの人に出会えました

学生時代、それなりに男友達は多くて、まあモテないこともなかったのですが、私の大学の男子学生はいまひとつ軟弱で軽いイメージで、あまり男性として魅力を感じませんでした。申し訳なかったのですが、お友達止まりの付き合いばかりだったような気がします。同じ大学で例外的に体育会系の男性的なタイプの人がいて、その人とはある程度恋人関係になったのですけれども、向こうがあまり結婚する気がなくて、うまくいきませんでした。
私が理想としていた結婚相手は、できればバンカラで男性的なイメージのあるW大学の人で、お父さんに似ていて、メガネをかけていて、職業はジャーナリストか学者さん、ユーモア感覚があって、細かいことを気にしないで、簡単に動じたりしない人、そして優しい人、と、だいたい頭の中にイメージができていたのですが、なかなかその理想どおりの人に出会えませんでした。私はいまひとつ女性的でない性格の部分があって、女っぽいことは好きでなかったので、そういう照れ屋な自分、ボーイッシュなところのある自分でも受け入れてくれるような、度量の大きい男性はいないものかと思っていました。
それからは婚活パーティーに参加してみたり、知り合いが結婚相手が見つかったというお見合いサイトを試してみたりしましたがイマイチ出会いはありませんんでした。
そして、26歳のころ、とうとうその理想にぴったり当てはまる人に出会うことができたのです。これには自分でも驚きました。出会いを求めて、哲学の読書会に参加していたのですが、そこに夫が参加していたのです。夫は新聞社につとめていて、ジャーナリストという私の憧れの仕事の人でした。ジャーナリストに憧れたのは、近藤紘一さんという産經新聞のジャーナリストの「サイゴンから来た妻と娘」を読み、すっかり惚れ込んでしまったからです。こういう人と結婚したい、などと思ってしまったのですが、夫とはいろいろと話が合って、趣味も合っていたし、ジャーナリズムについてもいろいろ話ができて嬉しかったです。
夫は本当にW大学の出身でした。W大学の中ではシャイな性格で女性的部分があると自覚していたようですが、私の大学の男の子から見たら、完璧に男性的に見えました。それに、細かいことを気にしない鷹揚な性格がとても良かったです。私でもちゃんと女の子として認めてくれたし、受け入れてくれる度量があったので、とうとう理想の人に出会えたと思いました。それから2年半ほどつき合ってから、結婚してもらいました。

結婚で、カレからのサプライズ!

「結婚は、付き合ってから10年記念日にしよう!」と、学生時代に約束していました。中学の時の恋なんて、せいぜい高校までだろうと周りに言われ、あぁそうかもなーなんて思っている間にあっという間に月日は流れ、私は23歳になっていました。
中学二年生の頃から付き合っていたので、約束を守るにはそろそろ結婚式の準備をはじめなければ!というときでしたが、子供の頃の口約束だけだし、就職したばかりだし、まあまだないだろうなーと思っていたところ、いきなり、日曜日に結婚式場巡りに連れて行かれました。不思議なものです。結婚式場を巡っていると、結婚ってしたくなるものなんですね笑。なんだかノリ気になってきた私をみて彼はニコニコ。長年の付き合いは伊達ではありませんね、結婚式場巡りをしてなかったら、いろいろ理由をつけて延ばされていたであろう私達の結婚は、ノリノリになっている私の「ここで結婚式したい!」の一言で、その日のうちに式の日付まできめて仮予約をいれるという段階まで一気に進みました。
式場を出たあと、ちょっとやっちゃったかなーと思って彼の顔を伺っていたら、「大丈夫。今日は決めるつもりで来てたから。」とニッコリ笑って婚約指輪を渡してくれました。もう、今までの人生で一番驚きました。見事なサプライズです。話を聞けば、もう親にも会ってプロポーズをするとか、式場を決めてくると言った話もしっかりとしてきてくれていたそうで…昔からしっかりしてるなーとは思っていましたが、まさかここまで先手を打ちとられるとは。私はそろそろ結婚とかの話とかするのかなー位にしか思っていなかったのに、やられました。約束通り、10年記念の日に結婚式場を予約することができました。バレンタインの日なんて、早く予約しないと埋まっちゃいそうと思ったらしく、彼いわく結構焦っていたらしいですが、本当に驚きました。帰ってから親に、報告すると「あんたはトロイから、彼みたいなしっかりした人じゃないとだめね!ほんと、よかったわね」と話してくれました。とても驚いたけれど、とても嬉しい彼らしいプロポーズでした。

夫の両親に結婚を反対され駆け落ちしました

夫と出会ったのは私が19歳、夫が14歳の頃です。
高校生の頃に両親が亡くなり、大学に通いながらも家庭教師のバイトをしていて、夫は私の受け持っていた生徒の1人でした。
その頃私は夫の事を生徒としか見ていませんでしたが、ある時夫から「先生の事が好きなので付き合って下さい」と言われたのです。
私は本気にせず「弟としか思えないからね~」と冗談交じりに断りました。
しかし夫は負けず嫌いな性格で益々火がついたのか、会う度に告白をしたり、愛の言葉を綴った手紙をくれました。
私はその度に「今は勉強が一番大事でしょ」と断り続けていたんです。

やがて夫が高校に受かり、私は夫の家庭教師を外れる事になりました。
最後の授業の日、夫から指輪を渡され「ちゃんとした大人になるから結婚して」と言われました。
でも私はやっぱり断って、指輪も受け取りませんでした。

その後は何年も夫とは連絡を取ったり会う事もなく、私は大学を卒業しました。
仕事は正社員を探していましたが、不景気で希望職が見つからず、塾講師のバイトで何とか生活していました。
そして私が26歳の時に21歳になった夫が偶然、私と同じ塾にバイトの面接を受けにきたのです。
夫は有名大学に通っており成績も優秀、あっさり採用され翌日から一緒に働く事になりました。
懐かしい気持ちでいっぱいで、久しぶりと声をかけると夫は途端に泣いてしまい「もう会えないと思ってた」と言われました。
そこで、こんなにも私の事を想ってくれる人がいるんだと夫を意識し始めました。

その後は相変わらず顔を合わせる度に告白をしてきて、塾のバイト仲間に冷やかされながらも私は、夫の事を好きな自分に気づいて告白を受けました。
付き合っている間の夫はとても嬉しそうで、こんなに待たせてしまったんだなとちょっとした罪悪感もありました。
夫と居るのが本当に幸せでいつか夫と結婚したいなと思うようになったのですが、一度夫のお家へお付き合いをしているという挨拶に行った際に夫のお母様から「お付き合いだけなら何も言いませんが、年上の女性との結婚なんて認めませんよ、もし結婚を考えているなら別れなさい」ときつく言われてしまいました。
夫のお家は代々続くお医者様で、夫もいつかは医者になると言っています。
家柄も大変重視しているようで両親のいない、しかもバイトしかしていない私のような人との結婚は認める事はできないと言われたのです。
夫は怒ってくれたのですが、私は夫から身を引かなければならないのか、と落ち込みました。

そのまま夫のご両親に内緒でお付き合いを続けていましたが、ある時私の携帯に夫のご両親から「息子と別れなさい、あの子にはもっと相応しい相手がいる」と電話がかかってきました。
どうやって調べたのかその後も私の1人暮らししているアパートへ直接言いに来る事もあり、私は夫の将来の為に身を引く決意をしました。
夫に内緒でバイトを辞め、夫の知らない所へ引っ越してしまおうと準備していると、夫が焦ったようにやってきて「結婚しよう、家を捨てて駆け落ちする」と言ってくれたんです。
私は夫のご両親に悪いと思いながらも、夫の手を取り一緒に逃げました。

夫には医者になるという夢があり、私もそれを諦めてほしくなかったので、夫を説得して大学は辞めず休学にしました。
落ち着いた頃に私1人で夫のご両親と会い、何とか認めてもらおうと思っていたんです。
しかし1年程経った頃に探偵か何かを使って調べたらしい夫のご両親が訪ねてきて、ここまでするならもうわかったから結婚を認めると言ってくださいました。
今は夫のご両親とはまだ少しギクシャクする事もありますが、それでも十分幸せです。
あの時夫の手を取って本当に良かったと、今では思えます。