結婚式でのまさかの出来事

友人の結婚式に出席した中で、ある意味、一番印象に残っている「まさかの出来事」をご紹介しようと思います。結婚式では不測の事態も起こり得ます。もし、これから結婚式を行う方は「こんなこともある」という、参考にしてみて下さい。

それは結婚披露宴の中盤、会場の後方で、いきなりガターン!という大きな音がしました。見ると、中高年層の男性列席者が倒れてしまったのです。

最初、私は「誰かが酔っぱらってイスから落ちたのかな?」くらいにしか思っていなかったのですが、やがて、その倒れた男性の奥様と思われる女性が「お父さん!お父さん!」と真剣に呼ぶ声が会場内に響き始め、続いて他の中年男性が「おい!ストップ、ストップ!救急車呼べ!」と会場のスタッフに叫ぶと、会場内は騒然となり、すっかり結婚式どころではなくなってしまいました。

見ると、転倒した男性が頭部か顔面辺りから血を流し、意識の無い状態で倒れたままなのです。奥様が抱きかかえようとすると、叫んでいた中年男性は「動かすな!動かすな!後遺症が残るかもしれないから!」と言い、倒れている男性列席者(あとで、新郎のおじ様と判明)をそのまま会場内に横たわらせまま、救急隊を待つことになってしまったのです・・・当然、披露宴をそのまま続行する訳にもいかず、約30分間中断する事態となりました。その後は救急隊が到着し、そのおじ様を無事に運び出した事で、徐々に会場内は落ち着きを取り戻しました・・・。

アクシデントが起こった時、きっと、その人の本質が試されます。新婦である私の友人が素晴らしかったのは、披露宴を中断されてしまった不満を顔に出す事もなく、その後も笑顔でお開きまで他の列席者に対応していたことです。もしかしたら、人によっては結婚式を台無しにされた不満が、あからさまに態度に出てしまうこもあるような気がするのです。特に女性にとっては結婚式は思い入れの深いものですから・・・友人のそんな姿を見て、「彼女なら大丈夫」そんな安心感を覚えました。きっと、周りの人々も私と同じように感じたと思います。

これから結婚式を挙げられる新郎新婦の方々がいらしたら、どうぞ、「結婚式当日は多少のハプニングはつきもの」くらいに大きく構えていて下さい。きっと、結婚式後の「その後の生活」のほうが、もっともっと、いろいろな事も起こるでしょうから・・・。